B
58 単原子分子理想気体をなめらかに動く
ビストンのついたシリンダー内に閉じ込め,
外部と熱のやりとりをすることにより, 気
2p1
C
1体の圧力pと体積Vを図のサイクルA→
B→C→A のように変化させる。気体定数
をRとする。
A
60
2V V
0
(1) Aにおける絶対温度をT,とするとき,
BおよびCにおける絶対温度をそれぞ
れ求めよ。
(2) A→BおよびC→Aの過程において, 気体が吸収する熱量をそれぞ
れ求め, p, V.を用いて表せ。
(3) B→Cの過程で気体がする仕事と, 吸収する熱量を求め, pi, Vを
用いて表せ。
(4) このサイクルを一巡する間に, 気体がする仕事を求め, pi, V. を
用いて表せ。
(5) このサイクルにおいて, 絶対温度T(縦軸)と体積V(横軸)の関係
を表すグラフの概形を描け。
(神戸大)