N-
2
-T=0
N=12x2mgd=13mgs
√3
基本例題 20 壁に立てかけた棒のつりあい
質量 m, 長さ2lの一様な棒AB を, 水平であらい床と鉛直で
なめらかな壁の間に,水平から0の角をなすように立てかけた。
重力加速度の大きさをg とする。
(1)棒が静止しているとき, 壁からの垂直抗力の大きさ NA, 床か
らの垂直抗力の大きさ NB, 摩擦力の大きさ F を求めよ。
(2) 棒が倒れないためには, tan 0 がいくら以上であればよいか。
ただし, 棒と床の間の静止摩擦係数をμとする。
NA=
鉛直方向のつりあいより
Nb-mg=0 よって NB=mg
水平方向のつりあいより
N-F=0
97 解説動画
A
指針 B のまわりの力のモーメントのつりあい, 鉛直方向と水平方向の力のつりあいを考える。
解答 (1) 棒にはたらく力を図示する。 B のま
わりの力のモーメントのつりあいよ
り
mg xlcos0 - NA×21sin0=0
mg
2tan0
F=N=_mg
2 tan 0
(2) F が最大摩擦力
μNB をこえなけ
ればよいので
F≤μNB
mg
2 tan 0
Mμmg
1
2μ
tan ≧
21
NA
mg
B
F
21 sin 0
NB
KB
cose