やや
471. くし形電極のコンデンサー■ 図のように,面積がSで ,
同じ形の4枚の導体平板 I,Ⅱ, ⅢI, ⅣV を互いに平行に並べ, 「 I
I と ⅢI,ⅡI' と Ⅳ をそれぞれ導線で接続する。 IとⅡIの間隔,
およびⅢIとⅣの間隔はD, ⅡIとⅢの間隔はdである。 ⅠとⅢI
の電荷の合計と,ⅡIとⅣVの電荷の合計は,互いに逆符号で同
じ大きさである。 導体平板間は真空であり,真空の誘電率を
ED とする。次の文の()に入る適切な式を答えよ。
IのⅡに面した側の表面にある電荷をQ(>0) とする。 ⅠとⅡIの間の電場の強さは
( 1 )である。 ⅡIとⅢの間の電場の強さは ( 2 ) ⅡIのⅢに面した側の表面にある
電荷は( 3 )である。 さらに,ⅢのⅣに面した側の表面にある電荷は ( 4 )である。
以上から,IとⅢを一方の極板とし, ⅡIとⅣを他方の極板としたコンデンサーの電気容
量は( 5 ) となる。
(12. 慶應義塾大改)
ヒント
469 (1) 極板 AD からなるコンデンサーと, 極板 BD
470 (1) 金属板内はどこも等電位であり, 金属板を挿
471 IとⅢIIとIVはそれぞれ電位が等しく, IとⅡ
IV
SD
D
di
D
コンデンサーの並列接続とみなせる。
後で極板間の電圧は一定である。
1. ⅡIとⅣの電位差は等しい。