ある1個のさいころを 180回投げたところ, 1の目が2回出た。
21 このさいころは,1の目が出る確率がではないと判断してよ
いか,有意水準 5% で検定してみよう。
6
このさいころを1回投げて1の目が出る確率を とすると, 1の
目が出る確率が
6
でないならば、カキ 1/10 である。ここで,
6
5
1. である」
1.0-41
6
という仮説を立てる。
仮説が正しいとすると, 180 回中1の目が出る回数Xは,二項
分布B 180,
に
6
12 に従う。Xの期待値mと標準偏差gは
1
m=180x =30, a = 180x
6
6
あり, Xは近似的に正規分布 N (30,52) に従う。
</x(1-1/)=5
6
X-30
って, Z=-
5
は近似的に標準正規分布 N (0,1)に従う。
分布表より,P(-1.96≦Z≦1.96)=0.95 であるから,有意
5%の棄却域は Z≤ 1.96, 1.96≤Z
42-30
2 のとき Z=
=2.4 であり,これは棄却域に入る
5
仮説は棄却できる。