実戦問題 図形の性質
135 (1) 円に対して、次の手順で作図を行う。
手順1
(Step 1)円と異なる2点で交わり, 中心を通らない直線を引く。
円と直線との交点を A,Bとし, 線分ABの中点Cをとる。
(Step 2) 円0の周上に, 点Dを∠CODが鈍角となるようにとる。
直線 CD を引き、円Oとの交点でDとは異なる点をEとする。
(Step 3)点Dを通り直線OCに垂直な直線を引き、 直線 OCとの交点を
Fとし,円Oとの交点でDとは異なる点をGとする。
(Step 4) 点における円0の接線を引き、直線lとの交点をHとする。
C
A
B
参考図
このとき、直線と点Dの位置によらず 直線EHは円Oの接線である。
このことは,次の構想に基づいて,後のように説明できる。
構想
直線 EH が円Oの接線であることを証明するためには,
ZOEH=アイであることを示せばよい。
手順1の (Step 1) と (Step4) により, 4点C, G, H, ウ は同一円周上に
あることがわかる。よって,∠CHG= である。一方,点Eは円Oの
周上にあることから, エ
がわかる。 よって,
オ
∠CHG=
オ
は同一円周上にある。
であるので, 4点C, G, H, カ
この円が点 ウ を通ることにより,∠OEH= アイを示すことができる。
ウ の解答群
B
① D
②F
H
の解答群
ZAFC
① ∠CDF
ZCGH ③ CBO ④ FOG
の解答群
∠AED
∠ADE
②BOE
ZDEG @ ZEOH
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数学A