25 剰余定理(ⅡI)
整式f(x) を2x+1, 2x-1でわったときの余りがそれぞれ 4,
6のとき, f(x) 4.²-1でわったときの余りを求めよ.
精講
24 で学んだように, わり算が実行できなくても 「剰余の定理」 を使
えば余りを求められます. しかし, この定理は1次式でわったとき
の余りを対象にしたものです. この問題のように, 2次式でわった
ときの余りを要求されたらどのように対処するのでしょうか.
求める余りは ax + b とおけるので
f(x)=(4x2-1)Q(x) +ax+b と表せる.
解答
1-121) - 4.1(12) = 6 だから,
=6
-1212a+b=4, 1/23a+b=6
よって, 求める余りは, 2x+5
ポイント
参考
∴.a=2,b=5
MUS
43
| 2次式でわった余り
は1次以下
剰余の定理
n次式でわったときの余りは (n-1) 次以下の整式
f(x)=(2x+1)(2x-1)Q(x)+R(x) として,
部分だけを見る
と2x+1でわりきれています. ところが, f(x) は2+1でわると
1であると4余るはずです だか