連鎖と組換え
親から子に形質が伝えられる遺伝について、 次の問いに答えよ。
図のAとa, B と b, C と c, D とdはそれぞれ対立遺伝
子を示している。 このX細胞が減数分裂し, 精子を形成した
とき、次の各場合に生じる精子の遺伝子型をすべて書け。
① 相同染色体間に乗換えが起こらない場合
②減数第一分裂で相同染色体が対合してできた4本の染色
体の1組に, B遺伝子の組換えが起こった場合
[b]
X 細胞
スイートピーには,花の色が紫色 (B) と赤色 (b) の対立形質と, 花粉が長形(L)
と円形 (Z)の対立形質がある。 紫花・長形花粉(BBLL) と赤花・円形花粉 (bbll) の品
種を交配すると, F1 の表現型はすべて紫花・長形花粉となった。 F1 を検定交雑し
てF2の表現型から推測すると, F1 がつくる配偶子の分離比は,BL:Bl:bL:bl
=9:1:1:9であった。 この結果から、BL 遺伝子間における組換え価 (%) と,
F1 どうしを自家受粉したときのF2の表現型(紫花・長形花粉, 紫花・円形花粉,
赤花・長形花粉, 赤花・円形花粉) の分離比を求めよ。
(東京海洋大改)