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次の問いに答えなさい。
(1) DNA の日本語の日本語の名称を答えなさい。
(2) DNAの構造単位の名称を答えなさい。
(3) (3) を解答欄に図示しなさい。 また、各部の名称も記入すること。
(4) 次の図中①~⑩に塩基の記号を入れて、 DNAの図を完成させなさい。
1
T A
G
C
C
⑥ [⑦
A
G
G
G
O 13
1 1 1
G T
@ 2 ①①③
1
1
(5) DNAの一方の鎖に含まれる A の割合が15%、 T の割合が20%、 C の割合が20%であった。 このとき、この
鎖に含まれるGの割合は何%か。
(6) (5)の二重らせんの DNA 全体に含まれる A およびGの割合はそれぞれ何%か。 小数で答えなさい。
(7) DNAの塩基と遺伝情報に関して,次の文が正しい場合は「○」を、誤りの場合は「×」をつけよ。
① DNAに含まれる塩基の数が遺伝情報となる。
② DNAに含まれる塩基の並びが遺伝情報となる。
③ DNAの一本鎖に含まれる塩基のAとTの数は必ず等しい。
④ ヒトどうしの遺伝情報はすべて同じである。
15
⑤ DNAの塩基配列すべてが遺伝子として機能している。
⑥子は、両親のうちのいずれか一方のみから遺伝情報を受け取る。
②メセルソンとスタールはDNAの複製様式を,以下の実験により明らかにした。
窒素源として窒素の同位体である15N と 'N を用いて大腸菌の培養を行った。 まず, 大腸菌を 15N のみを含む
遠心力の方向
培地あるいは UN のみを含む培地で何代も培養し、 大腸菌のDNAに含まれる窒素原子のほとんどを15N あるい
は UNに置き換えた。 これらの大腸菌からDNAを抽出し, 塩化セシ
ウムの密度勾配を使って遠心分離した。 IN のみを含む培地で培養し
た大腸菌のDNAは図のaのところ, 'N のみを含む培地で培養した
大腸菌のDNAは図のcのところに検出された。 次に, 大腸菌を 15N
のみを含む培地で何代も培養した後,この大腸菌を N のみを含む
培地に移し、 数回分裂させた。 これらの大腸菌からDNAを抽出し、
遠心分離によってDNAが検出される位置を解析した。
(1) 文中の下線部で1回 2回 3回分裂した大腸菌のDNAがa,b,cの各位置に検出される割合を、それ
ぞれ最も少ない整数比 (12:3など)で示せ。
mai Di Co
(2) メセルソンらが証明したDNAの複製様式の名称を答えよ。
(3) (2)の説明として,最も適切なものを次の ①~⑤から1つ選べ。
① 複製されるDNAは,いずれももとのDNAの同じ鎖を鋳型として合成される。
② もとのDNAのうちの一方の鎖が, 複製されたDNAにそのまま受け継がれる。
③ DNAはヌクレオチドにまで分解され, 新しいヌクレオチドが混在するDNAができる。
④ 相同染色体のうちの父方あるいは母方のいずれかに由来するDNAのみが複製される。
⑤ 母細胞のDNAはそのまま残り, まったく新たなDNAが合成されて, それが娘細胞に分配される。
3 染色体について次の問いに答えなさい。
(1) ヒトの体細胞に含まれる染色体は何本か。
(2) (1) のうち、 父親から受け継ぐのは何本か。
(3) (1) のうち、男女で異なる組み合わせになる染色体を特に何というか。
(4) ヒトの (3) の組み合わせの種類を何というか。
(5) ヒトと同じ (3) の組み合わせになる生物は何があるか。 1つ答えなさい。
(6) 体細胞の染色体数が奇数になる生物は、 次のうちどれか。 全て選び記号で答えなさい。
① ショウジョウバエ ② バッタ ③
④ ネコ ⑤ ミノガ ⑥ トピケラ