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第1章
28
リード C+
21 酵素の反応と温度に関する次の文章を読み、以下の問いに答えよ。
図1は,細胞内で物質Aが各
図 1
酵素の作用によって他の物質に変
化する過程を示した模式図である。
例えば,物質Aは酵素 (ア)により
物質Bに変えられることを意味
する。 酵素 (ア)~(エ)について,さま
ざまな温度における酵素のはたら
きの強さを図2に示した。 横軸は
温度(℃),縦軸は1分子の酵素に
よって1分間に反応を受けた基質
の分子数を相対値で表している。
ただし,これらの反応で, 1分子
の基質から酵素反応によって生成
される物質B~Eの分子数はすべ
て1であるとする。 このような酵
素を用いて, 実験1と実験を行い、次のような結果を得た。
図2
[実験1] 同じ分子数の酵素(ア)~(エ) の混合液と,一定量の物質Aを混合した反応液を,
55℃で一定時間反応させたところ, 物質 B のみが生じていた。
[実験 2] 同じ分子数の酵素 (ア)~(エ) の混合液と, 一定量の物質Aを混合した反応液を,
30℃で一定時間反応させたところ、 物質Dと物質Eが2:1の割合で生じていた。
(1) 酵素について述べた次のあ〜うの文のうち,正しいものだけを過不足なく含むも
のを、下の①~⑦から1つ選べ。
あ酵素はタンパク質からなり, 生体内の化学反応で触媒としてはたらくが,体
外でははたらかない。
UNSTHO
い一般に,1種類の酵素は1種類の基質に対してのみはたらく。
う酵素がはたらくときは,必ずATP を必要とする。
②い
④ あ、い
① 酵素(ア)
② 酵素(イ)
③ 酵素 (ウ)
④ 酵素(エ)
⑤ 酵素(エ)
物質 A
(c)
酵素(ウ)
酵素(エ)
酵素 (ア)
酵素 (イ)
酵素 (ア)
酵素活性(相対値)
8
6
2
0
酵素(ア)
→ 物質 B
(a)_
0 10
(d)
酵素(エ)
酵素 (ア)
酵素 (イ)
酵素 (ウ)
酵素 (ウ)
(b).
.....
20
酵素(イ)
物質C
30 40
反応温度(℃)
⑤ いう ⑥ あ、う
酵素 (ウ)
酵素(エ)
50
① あ
⑦ あ,い,う
(2) 実験 1~2の結果から,図2の(a)~(d)に当てはまる酵素の組み合わせとして最も適
切なものを、次の①~⑤から1つ選べ。
(a)
(b)
酵素(イ)
酵素 (ウ)
酵素(エ)
酵素(ア)
酵素(イ)
物質 D
物質Ē
60 70
Jm8
[20 神奈川工大改]
122
b)の
盛り
(1)
2
(3)
(4)
発展 2
は小をの
(f
23