12
Step 3
155 (1) ① 低く ② 小さく ③ 屈折 (2) (解説を参照)
指針 (1) 気温の変化により音速が変化し, 音波は屈折する。
(2) 音速が徐々に変化すると, 音波はどのように屈折して伝わるのか
ホイヘンスの原理を用いて考える。
解説 (1) 昼間は,地表の近くは温度が高く, 高所は温度が低い。し
したがって,地表に近いほど音速が大きくなり,音波は図(a)の
ように上空のほうへと屈折する。 音波のエネルギーの流れは
上空に向かい,地表に沿ったところでは弱くなる。一方,晴
れた夜間では,地表は熱放射により冷却し,空気の温度は高
所より地表の近くのほうが低くなる。その結果,音速の大小
は昼間と逆転し,地表に近いほど音速が小さくなる。すると
音波は図(b)のように地表のほうへと屈折するので,音は上空
に発散せずに遠方まで達する。図(a),図(b)の点線は同心円を
あらわしている。
点で出
BACK
指針 反!
として扱
(1)
にあ
n
昼間
(b)
夜間
(2)(1)の解説より, 晴れた冬の夜間では,上図(b)のようになる。
156 (1) 何倍か : 1倍, 波長: 0.40m (2) 8.5×102Hz
センサー
(2