恒星の明るさと色について,次の問いに答えよ。
(1) 6等星より100 倍明るい星は何等星か。
(2) 6 等星の100 分の1の明るさの星は何等星か。
(3) -1 等星は1等星より何倍明るいか。
(4) 赤色の恒星と白色の恒星とでは、どちらのほうが表面温度が高いか。
星間物質について,次の問いに答えよ。
(1) 星間物質はガスと固体微粒子からなるが, ガスで最も多い成分は何か。
(2) 星間物質の中の固体微粒子として適当なものを次の中から3つ選べ。
氷
ケイ酸塩
銅 ④ 炭素
⑤食塩
(3) 星間物質は,散光星雲や暗黒星雲として観測されることがある。 次の文のうち最も適当なものを1つ選
① 散光星雲では,密度が高いためガスが収縮できず, 恒星は生まれにくい。
(2) 暗黒星雲は、星間物質の密度が高い領域で、星間塵に富む。
③3③ 暗黒星雲は、まわりよりガスの密度が小さいため、暗く見えている。
(4) 散光星雲と暗黒星雲とでは、構成している元素の種類が違う。
3 太陽の進化について,次の文を読み、以下の問いに答えよ。
約46億年前, 1つの星間雲の内部に密度の高いガスの塊が発生し, 収縮を始めた。 収縮が進むにつれて,
ガスの塊の中心部の温度と密度は上昇し, やがて水素原子核から [①] ができる [②] が始まった。 この
ようにして太陽が誕生した。
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今から約50億年後, 太陽の中心部では水素原子核のほとんどが [①] に変わる。 この太陽内部で起こる元素
組成の変化は、内部構造の変化を引き起こし, 太陽は巨星へと進化する。 巨星時代の最後の数万年間に,太陽
は大量のガスを吹き出し、質量の約半分を失う。
残された太陽は一転して収縮を開始し、表面温度が約5万K近くまで上がる。 巨星時代に放出されたガス
は,高温化した太陽の光により電離され, [③] 星雲として輝く。 その後の太陽は [②] が停止し,
[ ④] として冷えていくのである。
(1) 文中の[ ] に適切な語句を入れよ。
(2) 現在の太陽はどういう恒星に分類されるか。
(3) 巨星となった太陽は, それまでと比べて明るさや表面温度はどうなるか。 次の中から選べ。
ア明るくなり、 表面温度は上がる。
明るくなり、 表面温度は下がる。
ウ暗くなり、表面温度は上がる。
エ暗くなり、表面温度は下がる。