(3) 固体を熱して温度を上昇させると, 固体を構成する粒子 (原子や分子など) の熱
運動が活発になって, ほとんどの固体でその体積や長さが増加する。 これを熱膨張と
いう。このうち, 温度による固体の長さの変化を線膨張といい, 常温付近では,
l=lo (1 + αt) の近似式が成り立つ。 ここで, としは、 それぞれ, 0℃とも 〔℃〕 に
おけるある物質の長さであり,α [/K〕 は線膨張率と呼ばれ, 物質によって決まる定
数である。 今, 線膨張率が α [/K] の物質で作られたものさしがあり, 0℃で正し
い長さが測れるようになっている。 これを使って, 線膨張率が α2 [/K] の物質で作
られた棒の長さを測る。 温度がt〔℃〕のとき, この棒の長さをものさしで測定した
ところ, 棒の一端はものさしの0mの位置に, また他端はものさしのL〔m〕 の目盛
の位置にあった。 t〔℃〕 のときの棒の正しい長さは,
32 xL[m〕 である。 ま
0℃における棒の正しい長さは, 33 ×L〔m] と表される。
32
⑦
0
と
① at
1
α₁t
1+ αnt
1
1+αyt
1+ art
1+ α₁t
33 の解答群
② azt
1
azt
1+ azt
65
⑧
@a
1
1+αzt
1+αt
1 + αzt
③ on azt2
1
6
an art²
⑨
(1 + αt) (1 + αzt)
b
1
(1 + αrt) (1 + αzt)