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バク質かDNAのどちらかであると考えられるようになった。
た。後に、この物質はDNA とよばれ,タンパク質とともに染色体の成分であることが明らかとなり、(a)遺伝子の本体はタン
1869年,ミーシャーは傷口の農に含まれる細胞の核の中から,タンパク質とは異なる物質を発見し,ヌクレインと命名し
に、このS型菌を何代にもわたって培養したが,S型菌しかあらわれなかった。この結果から,死んだS型菌に含まれていた
の性質は遺伝的に決まっているので、ふつう R型菌からS型菌が生じることはない。
中
メク 体である肺炎及球国には、 1枚送でもち病原性のあるS型菌と 被膜をもたず病原性のないR型菌とがある。S空
| に注射するとネスミは胴突をにすが、 R型菌をネズミに注射してもネズミは肺炎を起こさない。肺炎双球園のご
1944 年,エイブリーらは、
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という。
利菌に加えて培養するとS型国は出現しなかった。S型菌抽出物をタンパク質分解酵素で処理した後, R型菌に加えて培愛す
るとS型菌は出現した。この結果は
1952年,ハーシーとチェイスは,タンパク質とDNAにそれぞれ標識をつけたT。ファージを用いて, 大腸菌に感栄するe
えにファージのタンパク質と DNAがどうなるかを調べた。その結果,ファージは大腸菌の表面に付着したのち、
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」を引き起こす物質は DNA であることを示している。
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を
大腸菌内に送り込むが、
成され、新しく子ファージとなる。このことは,ファージの
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|は大腸菌の表面に残ることがわかった。大腸菌の中ではファージの DNAとタンパク質が合
が
をつくる遺伝子であることを示している。
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以上の実験によって,遺伝子の本体が DNAであることが証明された。
また、 の
に最も適当な語句を答えよ。
問1 文章中の空欄
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問2 下線部(a)について, 当時(1928年のグリフィスの実験が行われたころ), 遺伝子の本体は, DNAではなく, タンパク
質であると考えられていた。この理由を述べた以下の文章を読み, (ア)~(ウ)のカッコ内に入る最も適当な語を選択肢
から1つ選び答えよ。
DNA は非常に長い糸状の物質で, DNAを構成する成分は種類が(ア) (少ない·多い)ことが知られていた。 一方 夕
ンパク質は種類が(イ)(多く .少なく), 構造が(ウ)(簡単·複雑推)であることが知られていた。これらのことから タン
れて
パク質が遺伝子の本体であると考えられていた。
グリフィスの実験で、加熱殺菌したR型菌を生きているS型菌と混合してネズミに注射した場合 ブ
と予想されるか。「発病する」または「発病しない」のいずれかで答えよ。
NCACNU
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