必要ならば,以下の原子量および数値を用いよ。
H=1.00, C=12.0, N=14.0, 0=16.0, Na=23.0, S = 32.0, Cl=35.5, K = 39.0, Ni = 58.7,
Cu=63.5, Ag = 108, Pt = 195
ファラデー定数=9.65 x 104C/mol, アボガドロ数 = 6.02x 102, log10 2=0.30, logi03= 0.48
標準状態気体 1mol=22.4L, 水の平衡定数 Kw = 1.0 x 1014
1 次の文章を読んで,各問いに答えよ。
電解槽(I), (ⅡI)(ⅢI)を下図のように導線でつないだ。 電解槽 (I) には硝酸銀水溶液、電解槽 (Ⅱ)には
硫酸ニッケル (II)水溶液が入っている。 また、電解槽 (ⅢII) には塩化ナトリウム水溶液が入っており、両電極の
間は陽イオン交換膜で分離してある。 電解槽 (I) (Ⅲ) の電極には、白金板を用いた。 また, 電解槽(ⅡI )
の電極には、ニッケル板と銅板を用いた。
この回路の点aとbに鉛蓄電池をいくつか直列に接続して電気分解を行った。 定電流 0.200 A (アンペア)
で38600秒間電流を流した後、 電気分解を終了した。 その結果, 電解槽 (I) から電気分解によって発生した気
体の体積は、標準状態で336mLであった。 一方, 電解槽 (II) では、銅板がニッケルメッキされていた。 なお,
電気分解によって発生した気体は、水溶液には溶解せず, 理想気体として扱うことができるものとする。
0.06
電解槽(I)
(A)
(B)
t
0_02
Pt
AgNO, aq
ア
(1
電解槽(Ⅲ)
Pt.
NaCl aq
イ
ア
電解槽(Ⅱ)
(C)
す
Ni
(D)
Nisonag
一陽イオン交換膜
問1 下線部①の鉛蓄電池について、文章中の空欄
文章中の 反応 ① および反応 ② を電子e を含む反応式で示せ。
を正極,
鉛蓄電池は,
V (ボルト) である、 この電池を放電すると正極では反応 ①
に適当な語句を答えよ。 また,
を負極として,希硫酸に浸したもので, その起電力は約2
負極では反応 ② が起こり、両