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色が黄色になる産子の子予想される割る,
生
間1 以下の交配から得られる産子のうち。
分率(%)で示せ。ただし,有効数字を2桁とする。
(1)灰色マウスと黄色マウスの交配
下線部Uについて,逆位の他に柴色体の構造変化を伴う染色体突然変を3つ答えよ。
文中の(ア )~( カ )にあてはまる適切な対立遺伝子名を答えよ。
図2に示す第2番染色体をもつマウスと灰色マウス(動厚体側から A2. B2 c2
D2の順に対立遺伝子が並んだ第2番染色体のホモ接合体)を交配したところ、マーカー
遺伝子Cとマーカー遺伝子Dとの間で組換えを生じた産子が得られた。しかし、 逆位
部分のマーカー遺伝子(A, B. C)の間で組換えが生じた産子を得ることはできなかった。
(D)-(ウ )-( エ )-(オ )-( カ )と表される。
第2回 生殖と発生
51
50
(B)同種内の同一遺伝子座でも DNA塩基配列がわずかに異なる部分があり,
これを利用すれば、 それぞれの個体がもつ対立遺伝子の組み合わせ(遺伝子
りを知ることができる。また,このような遺伝子をマーカー遺伝子として
利用することで、相同染色体間の乗換えについて調べることができる。図1
は、黄色マウスの第2番染色体上のマーカー遺伝子の位置と遺伝子型を示
す模式図である。各対立遺伝子間の距離は正確な組換え価を反映していな D14
いが動原体(氏色および黒色の丸)に近い側から A. B, C, Dの順にマー
(2) 黄色マウスどうしの交配
A1
問6
B1」
C14
連由を、「動原体」と「乗換え」の2語を用いて
2
(6都大。
図1
/マーカーAA2/A2/A2/A2|| A2/A2 A2AA2||A1/A2 A1/A2 A1/A2 AKA2
マーカー BB2/B2|B2/B2|B2B2|B1/B2| B1/B2|B1ZB2 BI/B2 B2/B2
マーカーC|C2/C2|C2/C2|C17C2|C1/C2|C1/C2 C27C2 C2/C2 C2/C2
マーカーDD2/D2|D17D2|D1/D2|D1/D2|D1/D2|D2/D2 D2/D2 D2/D
メンデルの法則に従うヒトの遺伝病に関する各問いに答えよ。
問1 A群(ア~エ)は単一の遺伝子の変異による遺伝病の様式であり、 B群(D~5)はそ
れらの特徴を表している。 A群のそれぞれに該当する特徴をB群中よりすべて選べ。該
当する特徴がない場合は,「なし」と答えよ。ただし、 遺伝病ではない人の中には遺伝病
O51. (ヒトの遺伝病)
カー遺伝子が並
んでいる。また。
突然変異したY
黄色
黄色
灰色
黄色
黄色
灰色
2
遺伝子はA1.
BI, CI, DI 対
立遺伝子が乗っ
灰色
表現型
灰色
4
2
3
96
2
90
遺伝子の保因者も含まれる。
(A群)(ア) 遺伝子が常染色体上にあり. 変異型が正常型に対して優性である遺伝病
匹 数
ている染色体に存在する。この黄色マウスと, 灰色マウス(動原体側から A2, B2, C2,
D2の順に対立遺伝子が並んだ第2番染色体のホモ接合体)との交配で 200 匹の産子が
得られた。上の表は、それぞれの遺伝子型と表現型を示すマワースの匹数を表している。
問2 表のデータをもとに,マーカー遺伝子間(A-B 間, B-C間, C-D 間)の組換え価を
百分率(%)で記せ。ただし、隣接するマーカー遺伝子間で二重乗換えはないものとする。
()遺伝子が常染色体上にあり、変異型が正常型に対して劣性である遺伝病
(ウ)遺伝子がX染色体上にあり,変異型が正常型に対して優性である遺伝病
() 遺伝子がX染色体上にあり,変異型が正常型に対して劣性である急伝病
(B群)の 両親はともに遺伝病ではないが、男児,女児ともに患者が生じる場合、全患者
の割合は 25%である。
の 両親ともに遺伝病でなければ、子どもも全員遺伝病にはならない。
③男性のほうが、女性よりも遺伝病になりやすい。
④患者の男女の比は1:1である。
6父親が患者である男児は、母親が思者でない限り遺伝病にはならない、
。ある遺伝病は,遺伝子が常染色体上に存在する劣性遺伝病であり, 一般的な集団日
のヘテロ接合体の頻度は 1/100である。この対立遺伝子を A. aとする。この集用
のある家族では,両親はともに遺伝病ではなく,第一子
(男性)は患者となり,第二子(女性)は遺伝病にはならな
(問3)問2の結果を用いて, マウス第2番染色体の染色体地図を作成し, 突然変異したY
また、有効数字は2桁とする。
通伝子の染色体地図上の位置を図示せよ。各マーカー遺伝子間の距離およびY遺伝子と
マーカー遺伝子間の距離は,組換え価で表すこと。ただし, 有効数字は2桁とする。
(C) 突然変異には、染色体の構造や数に変化が生じた。染色体突然変異と,DNAの塩基配
列に変化が生じた遺伝子突然変異がある。いま, 第2番染色体上のマーカー遺伝子Aか
らCまでのゲノム領域が逆位になった染色体をヘテロにもつマウスがいたとする。図2
は、このマウスの染色体上の対立遺伝子の位置関係を表している。このような逆位の柴
色体をヘテロにもつ個体では, 減数分裂時に相同染色体が図3のように対合する。この
とき、マーカー遺伝子Bとマーカー遺伝子Cの間で
単一乗換えが生じると,4種類の染色体が得られる。A1 ttc2-
このうち、動原体を1つもつ染色体は2種類あり,
(動原体)-(A1)-(B1)-(C1) (D1), (動原体)一
(C2)-(B2)-(A2)-(D2)と表すことができる。残 C1+t A2-
りの2種類の染色体のうち, 動原体を2つもつ染色
体は,(動原体)一(A1)-( ア )-( イ )ー(動原体)
と表される。また,動原体をもたない染色体は,
父親
田親
かった。
(1)父親の遺伝子型を答えよ。
(2) 図のように第一子が,まったく血縁関係がなく遺伝
病ではない女性と結婚した場合,生まれてくる女児
が患者となる確率を分数で求めよ。
(3) 第二子がもつ可能性のある遺伝子型とその比を求めよ。
(4)図のように第二子が,まったく 血縁関係がなく遺伝
病ではない男性と結婚した場合,生まれてくる女児の
が患者となる確率を分数で求めよ。
B1
B1++ B2
B2
第一子
第二子
A2 C2
ロ:遺伝病ではない男性
0:遺伝病ではない女性
:患者男性
a,6:不明の女児
A1
『C1
D1
D1++ D2
D2
図3
図2
TLAMGO
(0S 東)
逆位部分