問2 下線部 b に関連して、酵母菌(酵母)や麹菌(コウジカビ)の代謝を利用すると,デンプンからエ
タノールを合成できる。 これらの菌がもつ代謝の方法は異なり、酵母菌はデンプンを分解できない
がエタノールを合成でき、麹菌はデンプンを分解できるがエタノールを合成できない。 また, 環境
によっても代謝が異なり、大気中の酸素が利用できる環境では、酵母菌・麹菌は呼吸によって得た
エネルギーを用いて増殖できる一方,大気中の酸素が利用できない環境では,麹菌は呼吸できない
が,酵母菌はグルコースからエタノールを合成する過程でエネルギーを得ることができる。これら
のことから、デンプン溶液に酵母菌と麹菌を同時に加えて増殖させ、エタノールを効率的に合成す
る実験方法として最も適当なものを、次の①~⑥のなかから1つ選べ。
① 溶液を大気中の酸素が利用できる環境に置いておく。
②溶液を大気中の酸素が利用できない環境に置いておく。
溶液を大気中の酸素が利用できる環境に置き,溶液がヨウ素液に強く反応するようになった
ら、酸素が利用できない環境に置いておく。
溶液を大気中の酸素が利用できない環境に置き、溶液がヨウ素液に強く反応するようになっ
たら、酸素が利用できる環境に置いておく。
(5) 溶液を大気中の酸素が利用できる環境に置き、溶液がヨウ素液に強く反応しなくなったら,
酸素が利用できない環境に置いておく。
⑥ 溶液を大気中の酸素が利用できない環境に置き, 溶液がヨウ素液に強く反応しなくなったら,
酸素が利用できる環境に置いておく。