30
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類題20 図のように, 傾きの角30°のあらい斜面上
を,質量 4.0kg の物体が静かにすべりだし
た。 斜面にそって距離 0.50mだけすべっ
0.50m
25
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たとき,物体の速さは 2.0m/sであったと 2.0m/s
する。重力加速度の大きさを 9.8m/s2 と
-あらい斜面
30°40×9.8
する。
(1)この間に動摩擦力がした仕事 W[J] を求めよ。
(2) 物体にはたらく動摩擦力の大きさ F'[N] を求めよ。
ヒント 物体には重力 (保存力) と垂直抗力と動摩擦力がはたらく。 垂直抗力は仕事をし
ないが、動摩擦力が仕事をするので, 力学的エネルギー保存則は成りたたない。
力学的エネルギーの変化が動摩擦力のした仕事に等しいことを用いる。