-
T=
2 熱容量と比熱
次の問いに答えよ。
(1)質量 200gの銅製の容器がある。銅の比熱は0.38 J/(g·K) であ
る。この容器の熱容量を求めよ。
(2) 水の比熱は4.2 J/(g·K) である。水40gの温度を5.0Kだけ上げ
るのに必要な熱量を求めよ。
(3) ある金属片 50g に 450Jの熱量を与えたところ,温度が 10K上
昇した。この金属の比熱を求めよ。
まとめ
D
2
(3) 27
る。
t=
(1) 76 J/K
温
(2) 8.4× 10J
(3) 0.90 J/(g-K)
よ
熱量の保存
まとめ
E
|3
質量200 g,温度 20℃の鉄製の容器に 60 ℃の水50gを入れた。し
ばらくして熱平衡になったときの温度を[℃]とする。水の比熱は
4.2 J/(g-K), 鉄の比熱は 0.45 J/(g·K)である。
(1) 水が失った熱量を,tを含む式で表せ。
(2) 容器が得た熱量を, tを含む式で表せ。
(3) 熱の移動は容器と水の間だけで起こるものとする。熱平衡にな
ったときの温度を求めよ。
単
(1) 熱
(1) 210(60 - t) [J]
「Q
(2) 90(t- 20) [J]
水た
50
(3) 48 ℃
(2)熱
「Q
容
200
[4 熱の伝わり方
次の(1)~(3)の現象は, いずれも熱の伝わり方を示すものである。そ
れぞれは,熱伝導, 対流, 熱放射のいずれか答えよ。
(1)寒い部屋でストーブに火をつけ室内全体の空気を温めるとき
(2) コップにお湯を入れてコップが温められるとき
(3) 日光で道路のアスファルトが熱くなるとき
まとめ
F
(3) 熱
[4
(1) 対流
は
210
(熱伝導
よ
()熱放射
2)
(1) 求める熱容量を C(JK] とする。熱容量の式「C = mc」に, 質量 m = 200 g, 比熱c= 0.38 J/(g·K) を代入して
C= 200 × 0.38 = 76 J/K
(2) 求める熱量をQのとする。熱量の式「Q= mc(T, - T)」に, 質量 m = 40g. 比熱c=D 4.2 J/(g·K), 温度差 T。
-T,= 5.0 Kを代入して Q=D 40 × 4.2 × 5.0 = 840 = 8.4 × 10°J
(3) 求める比熱をc(J/(g-K)] とする。 熱量の式「Q = me (T,