3 1643年, イタリアのトリチェリーは下の図のような実験を行った。 水銀で満たした
長さ 1[m]ほどのガラス管を水銀槽に立て, ふたをはずすと管内の水銀は降下するが,
水銀面から 76.0[cm] の高さで静止する。 管を傾けても水銀柱の高さは変化しない。 この
実験事実を踏まえて, 水銀の密度pを求めよ。 ただし, ガラス管内の水銀蒸気の影響は
無視でき, 大気圧をpo = 1.01 × 105 [Pa],重力加速度をg = 9.81[m/s2] とし,有効数字
を3桁とせよ。 計算機を用いてもよい。 ( 30点)
A
B
約76cm
水銀