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0.30m
基本例題 68 帯電した小球のつりあい
→357,358 解説動画
長さ 0.30mの2本の軽い糸の下端にそれぞれ 0.50kg
の小球 A, B をつけ、等量の正電荷を与える。 2本の糸の
上端を一致させてつり下げると2本の糸は90°の角度をな
した。 クーロンの法則の比例定数を 9.0×10°N·m²/C2, 重
力加速度の大きさを10m/s' とする。
0.30m
90°
A
(1) 小球Aにはたらく静電気力の大きさ F〔N〕を求めよ。
(2) 小球Aのもつ電気量g [C] を求めよ。
指針 A,Bともに,重力 mg,静電気力 F, 糸の張力Tの3力がつりあう。
解答
F
=tan45°=1
mg
0.30m
45° 45°
0.30m
T
T
B
F
0.30√2m
よってF=mg=0.50×10=5.0N
(2) つりあいの状態でのAB間の距離
=0.30√√2 m
mg
mg
(1)このとき, 糸と鉛直線とのなす角は
(90°÷2=) 45° となり, A, Bにはた
らく力は上図のようになる。 図より
クーロンの法則「F=k9192」より
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Vo
5.0 (9.0x109) x-
g2
(0.30√2) 2
よって q=1.0×10-C