重要問題 81
コイル内で時間変化する磁束密度
方向に一様な磁界を加え、 その磁束密度を変化させた。 磁束密度B [T]
1つの水平面上に半径r[m]の円形の1巻きコイルを置いて, 水平面に垂直な
= [Wb/m²]) を, 時刻 t=0.0 [s] からな 〔s〕までの間は一定値B1 [T] とし
t=t〔s] から一定の率で変化させ, t=t〔s〕 以後は一定値B2 〔T] とした。 コ
イルの自己誘導は無視する。
(1)からの間における磁束密度B [T] をtの関数として表せ。
(2)からの間において, コイルを貫く磁束 [Wb〕をtの関数として表せ。
(3) 仮に,コイルを1箇所で切ると t=0.0 〔s] から t=t〔s]の間で,その切
らか。
[s]
り口の両端に電位差が生じることがあるか。生じるとすればその大きさはいく
Just> (661) * 0=0 (8)
(T), (s)
(4) 磁束密度は上向きを正として = 0.05 〔s] のとき B1=0.1 [T], t=0.25
のとき B2=-0.2 [T], また, r=0.1 〔m〕, コイルの電気抵抗 R=12 [Ω] で
あった。t=0.0 [s] ~0.30 〔s] 間でコイルを流れる電流 〔A〕 の変化をグラフ
に表せ。 コイルを上から見て右まわりを電流の正の向きとする。 〈福島県立医大〉
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