③ 国交を開くに当たり、義満
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げん
は明の皇帝から「日本国王源
どうぎ
あて
道義」(道義は義満の法号) 宛
ごまみ
の返書と明の暦を与えられ
た。明は、倭寇対策として国
王以外には貿易を認めない方
かいきん
針 (海禁政策) をとったため、
明との貿易には、明の皇帝か
ら「国王」の称号を得ることが
不可欠であった。 以後、 将軍
から明の皇帝に送る公式文書
しんげん
には「日本国王臣源」と署名し
た。また、暦を受けとること
は、服属を認める象徴的な行
為であった。
④ 日本からの輪山口はTA