2
(3)
問題演習
次の文章を読んで後の問いに答えよ。
(村上天皇が) 同じ人を御供にて、殿上に人候はざりけるほど、たたずませ
おはしますに、炭櫃の煙の立ちければ、「かれは何の煙ぞと見て来」と
仰せられければ、見て帰りまゐりて、
わたつみの沖にとがるる物見ればあまの釣してかへるなりけり
と奏しけるこそをかしけれ。蛙の飛び入りてこがるるなりけり。 (枕草子)
問1 二重傍線部(・⑥の読みを答えよ。
問2 傍線部(1~4の主語として適当なものを次の選択肢からそれぞれ一つずつ選べ。
① 村上天皇
同じ人(女房)
> 問3 二重傍線部には、何と何の掛詞かを指摘せよ。
> 問4 波線部を、主語と目的語を補って現代語訳せよ。
(殿上にいる) 人
あま (海士) ホ筆者