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Amproach 試験が近づくと、神頼みの受験生が増える
と言われているが、勉強もしない者は、北野の神様の方でお断りということもあるかもしれない
は、病気祈願のために奉納した馬が死んだ。神がその願いを受け付けなかったということである
(尾張の国は) 亡き(父の) 大
故大納言の
参詣した。
神社のまわりの垣根を(遠くから) 拝むとすぐさま、
拝むより、
尾張の国の熱田神宮に
御垣を
尾張国 熱田の社に参りぬ。
助動・完了
格助・即時
お祭りには
必ず 神馬を
奉納する使
社
知行する国で、
この社には、父が)自分自身の祈りのためとして、八月の
知る国にて、この社には、
わが祈りのためとて、 八月の御祭りには必ず神馬を奉る 使
12
生絹の衣を
一つ添えて
2 (父の最後の
病気の時、 神馬を 差し上げた際に、
お立てになったのだが、
立てられしに、
最後の病の折、神馬を参らせられしに、生絹の衣を一つ添へ
助動・尊敬 助動・過去
この馬が死んでしまった。驚いて、
ところで、急に
差し上げたところ、萱津の宿という
現地の役所の中から
参らせしに、萱津の宿といふ所にて、にほかにこの馬死ににけり。驚きて、在庁が
助動・過去
中より
・過去
探して
奉納したと
神が受け入れない 祈りであるのだなあと
聞いたことも、父の願いは)
と聞きしも、
尋ねて参らせたりける
助動・過去
助動・過去
神は受けぬ 祈りなり ナ
助
やりきれない 気持ちに
思われたことまで、
いろいろと自然に思い出されて、
切なさも
悲しさも
覚えしことまで、
助動・過去
思ひ出でられて、あはれさも悲しさもやる方なき心地!
数々
助動・自発
3 この御社に
今宵は泊まった。
この御社に今宵はとどまりぬ。
助動・完了
都を出たのは、
二月の二十日過ぎであったけれども、
都を出でしことは、如月の二十日余りなりしかども、さすが
旅路なので、気
何といってもやはり慣れない
慣らはぬ道なれば、心
助動・過去
ひめ定なれば
むけれども、
順調に(旅程は)進まなくて、(尾張まで来ると)
すすめども、はかも行かで、
なった。
三月の初めに
夕方の月がはなやかに
接助・逆接
弥生の初めになりぬ。夕月夜 はなやかに
さて、
接助・打消接続
都の空も 一続きの同じ眺めであろうとふと思い出されて、
さし出でて、都の空もひとつながめに
今さら思い出してもしかたのない後深草院」
思ひ出でられて、今さらなる
奥面影も
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14 101.m
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ぷ人峠ではる
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る。
LUC