この公式に当てはめ
例題
なか きみ
けど、単語が難しくて解釈ができなかった場合も、
ちなみに、この「類推の『だに』」とまったく同じ働きをする「すら」という副助
らは現代語でも使っていますので大丈夫ですね(「死んだゴキブリすら触れない」ってね)。
それでは、次の例題で練習してみましょう。
ものいみ
いとこ
そうづ
「ちゅうなん
中の君(物語の女主人公)は、物忌のため従姉の対の君に伴われ、その兄の僧都の九条の家におもむ
中の君たちは一夜、琴などを奏でていた。たまたま、隣家に乳母の病気見舞いに来ていた中納言(男主
公)が、中の君の弾く箏の琴の音にひかれてこれを垣間見、部屋の中に忍び込み、ついに一夜の契りを
中納言が中の君を奥の方へ引き入れるところを目撃したが、どうしようもか
かまし
ちぎ
わしてしまう。対の君は、
お互いに
おろかならお
がたみに聞きかはして心がはしだてにがりなから あさましさの
ヤは、まいて心のうちどもはいかがあり付
問傍線部について、どういうことか理由・主語を明確にして説明せよ。
【関西大/改】
例題 解
説
まずは、傍線部を直訳してみましょう。
複数
疑問
心のうちどもはいかがありけ
。
to
疑問副詞がある場合、文末は