(返す)
2
ほうそれて待っていたのかと思う
)』
いらふ
Date
) J€
と考えて
とて、
『ただ一度にいらへむも、待ちけるかともぞ思ふ』
『いまひとこゑ呼ばれていらへむ』と念じて
)』と
て、
念ず
ているうちに
寝たるほどに、
謙譲
(僧たちは)「おい、お起こし申しあげる
ノラスト出
幼い人は寝入ってしまわれた。」(
な~そ
②「や、起こし奉りそをさなき人は、寝入りたまひにけり。」
禁
と(僧たちの)言う声がしたので、
つらい
と言ふ声のしければ、 2 『あな、わびし』と
(児)『あ』と
思って『
)』と思いながら寝て聞いていると、
思ひて、『いま一度、起こせかし』と、思ひ寝に聞けば、
2
⑩ (児は)
むしゃむしゃと、ただひたすらに(ぼた餅を食べる音がしたので、
ひしひしと、ただ食ひに食ふ音のしければ、
かて、長い時間がたったあとに、
ずらなくて、無期ののちに、
「はい」
「えい。」
と返事をしたので、
15僧たちは笑うことはなはだしい。
ずちなし
B
といらへたりければ、19僧たち 笑ふこと 限りなし。
A児の心の中の言葉が全部で七箇所ある。訳文の(
B口で囲った語は重要古語である。古語辞典で調べて意味を書け。
⑤ 「寝たる由」を訳し、その理由を二十字程度で述べよ。
C⑩「えい」とはどの言葉に対する返事か、文の番号を指摘せよ。
D 1僧たちが笑った直接の理由を答えよ。
)部分に現代文を書け。