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古典の讃岐典侍日記 堀河天皇との別れ 赤文字の助動詞の意味と活用教えてもらえませんか、? よろしくお願いします

少し御粥など参らすれば、 召しなどすれば、うれしさは何にかは似た る。 「大臣はあるか。」 と問はせ給へば、 大殿入らせ給ひて、 候ふよ し申し給へば、「御幸はなりぬるか。」 と問わせ給へば、 「しか。 なり 「候ひぬ。」 と申させ給へば、 「参りて申せ。 今は何事も益候はじ。 た |だせさせ給ふ、尊勝にて九壇の護摩と懺法との候ふべきなり。 また、 |候はむずらむことは、 何事も今宵候ふべきぞ。 明日明後日候ふべき心 「地し侍らず。」 と仰せらるれば、 「あまり護摩こそおびたたしく候 へ。」 と申し給へば、 「こはいかに言ふぞ。 かばかりになりたることを 「ば。」 と仰せらるれば、 御直衣の袖を顔におし当てて立ち給ひぬ。そ |れを聞かむ御乳母たちも、いかばかりおぼえむ。 大殿帰り参らせ給ひ て、「『されば。 去年一昨年の御ことにも、さる沙汰には候ひしか 宮の御年の幼くおはしますによりて、 今日まで候ふにこそ。』と | なむ侍る。」 と奏せらるるにぞ、 「何事も、 ただ今宵定めは候ふべき ぞ。」と仰せらるれば、 さは、この御ことにこそありけれと、 今ぞ心 |得る。

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