ニ。
B 生徒Yは,哲学者の考え方を活用しながら, 次のようなレポートを作成した。
このレポートを読み, 下の問い(問3·4)に答えよ。
近代以降の哲学者たちは生き方について探究してきたが,そこにはそれ
ぞれ異なる立場もあった。例えば,人間疎外の克服について, マルクスは
資本主義社会の体制変革を唱えたが, 実存主義は自己超克を求めた。 例え
と述べてニヒリズムの克服を目指し,
ば
は
i
b
は
a
ii
と述べた。すなわち,
b
によれば,人生は筋道が立たないも
のであるが,私たちはそれに絶望し,安易な道に逃れるのではなく, 自己
の主体的意欲を持つことが新しい局面を切り開くのである。一方,人間に
は個人の力では克服できない障害があることも事実である。 むしろ。
あ
人間の生き方は, このように様々な立場から捉えられる。 だから
0
こそ,哲学や思想を広く学ぶ意義があるのではないか。
には,それぞれ人名が入り.
それぞれ言葉が入る。次の(1)· (2)に答えよ。
問3
b
には、
a
ii