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実験操作によって求められる物性値を含めて 60字以内で答えよ。 実験操作には、
を用いて溶液濃度を計算するための計算方法を記述する必要はない。もし、 (1)でな。柱の高さ: 760mm, H=1.0, C=12, O=16, 気体定数 R:8.3×10°Pa·L/(K·mol)
た濃度が複数の場合には, それらすべてが共通して求められるように実験操作
(1)で答えた濃度を求めるために, 追加mして行わなければならない実験操作を、そ
36
40 回溶 液
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下の問いに答えよ(数値は有効数字2桁)。
水のモル凝固点降下:1.85K·kg/mol, 水銀の密度: 13.6g/cm", 1.01×10°Pa の水銀
(1) 水溶液Aの凝固点降下度を求めよ。
(2) 水溶液Aの浸透圧を求めよ。ただし,浸透による濃度変化を無視する。
水溶液Aの液柱の高さんは何 mm か。ただし,毛細管現象は無視する。
W 水溶液Bに含まれるポリビニルアルコールの重合度を求めよ。ただし,このポリビ
ニルアルコールの重合度に分布はないものとする。
(18 東京慈恵医人
値を記述せよ。
°7. 〈密閉容器内の気体の溶解〉
10°℃で8.1×10-°mol の二酸化炭素を含む水 500mL を容器に
入れると,容器の上部に体積50mLの空間(以下,ヘッドスペー
スという)が残った(右図)。 この部分をただちに 10℃の窒素で
大気圧(1.0×10°Pa)にして, 密封した。この容器を35°℃に放置
して平衡に達した状態を考える。
このとき、ヘッドスペース中の窒素の分圧はA]Paになる。
なお,窒素は水に溶解せず, 水の体積および容器の容積は 10°℃
のときと同じとする。
二酸化炭素の水への溶解にはヘンリーの法則が成立し,35°C における二酸化炭素の
水への溶解度(圧力が1.0×10°Paで水1Lに溶ける, 標準状態に換算した気体の体頼
は0.59Lである。スドスペース中の二酸化炭素の分圧をか[Pa]として, ヘッドス
ペースと水中のそれぞれに存在する二酸化炭素の物質量 n」[mol] と n2 [mol) は、かを
ヘッドスペー
50mL
(16 金沢大)
t°79. 〈溶媒分子の移動〉
次の文章中の空欄口には最も適当な語句·記号·数値(有効数字2桁)を答えよ。
H=1.0, C=12, O=16, Na==23, Cl=35.5
(実験に用いた溶液)
(溶液a) 180mL (180g)の水に18gのブドウ糖を溶解した水溶液
(溶液b) 180mL(180g)の水に5.85gの NACI を溶解した水溶液
図のように,大きなガラス容器にビーカーAとBを
セットし,Aには溶液aを,Bには溶液bを入れて密
閉した後,室温(25℃)で平衡に達するまで放置して
おいたところ,ビーカー①]の液量が増加していた。
不揮発性の溶質が溶けた希薄溶液では, その蒸気圧は
純溶媒に比べて なる という現象が起こる。
ガラス容器を密閉すると, 蒸気圧の高いビーカー からビーカー 6]に徐々に
水が移行し,平衡状態では両者の蒸気圧が等しくなる。ガラス容器中に水蒸気として存
在する水の量は無視できるものとすると, 移行した水の量は[]mL となる。ただし,
は質量モル濃度に比例するものとする。
二酸化炭
を含む水
500ml。
A
B
用いて表すと
n=イ]×p
n2=[ウ]×p
である。これらのことから, ヘッドスペース中の二酸化炭素の分圧かはエ Paであ
る。したがって,35°℃における水の蒸気圧を無視すると,ヘッドスペース中の全圧は
|オPaである。
(10 東京理大 改]
問いア~[オ]に適切な数値を有効数字2桁で記せ。R=8.3×10°Pa·L/(K·mol)
°80.〈酢酸の二量体と会合度〉
次の()に最も適合するものを,それぞれ下から選べ。H=1.0, C=12, O=16
ある炭化水素1.00gをベンゼン 100gに溶かした溶液の凝固点は5.10°℃であった。
ベンゼンの凝固点は5.50°℃,モル凝固点降下は5.12K·kg/mol である。これより,こ
の炭化水素の分子量は(A )と求まる。一方, 酢酸はペンゼン中では( B )により一
部が二量体として存在する。酢酸1.20gをベンゼン 100gに溶かした溶液の凝固点は
4.89°Cであった。このとき, ベンゼン溶液中で二量体を形成している酢酸分子は,すべ
ての酢酸分子の約( C ) %である。
[15 京都大)
°78.(浸透圧〉
分子量 1.0×10° のポリビニルアルコール
1.0gを100gの水に溶解して水溶液Aを調
製し,その凝固点降下度を測定した。さらに,
右図の装置を用いて水溶液Aの浸透圧を測定
した。その際,水溶液Aの温度は30°℃であ
り,その密度は1.0g/cm° であった。
また,重合度の異なるポリビニルアルコー
ル 1.0gを100gの水に溶解して水溶液Bを
ーガラス管
ポリビニルアルコール
水溶液
レ水
(エ) 256
(オ) 512
(イ) 64
(ウ) 128
A:(ア) 32
B:(ア) 水素結合(イ) 共有結合 (ウ) イオン結合 ()電離 (オ) 溶媒和
C:(ア) 20
数時間放置
[16 早稲田大)
(エ) 80
(オ) 90
(ウ) 60
半透膜のはたらきをもつ素焼き容器
(イ) 40
調製し,その凝固点降下度を測定したところ 0.010Kであった。
と10ン4
25k4