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No.
令和4年度 2年 文系 生物基礎 1学期期末試験
次のように、光学顕微鏡とミクロメーターを用いて実験を行った。 以下の各問いに答えよ。
まず、10倍の接眼レンズと10倍の対物レンズの組み合わせで、ピントを合わせる操作を行った。
これらの過程でピントが合う前にすでに1種類の目盛りが見え、ピントが合った時点で2種類の
異なる目盛り (A目盛りとB目盛り) が見えた。 このとき、A目盛りの7目盛り分とB目盛りの12
SCEL
目盛り分がちょうど一致した。 次に、接眼レンズは10倍のままで、 対物レンズだけを(X)倍に
変えた。その結果、 B 目盛りは拡大され、 A目盛りの14目盛り分とB目盛りの6目盛り分がちょう
ど一致した。
続いて、
Y
オオカナダモの葉のプレパラートをステージにセットし、接眼レン
ズを10倍 対物レンズを(X) 倍にして観察を行った。 その結果、葉の細胞中に多数の葉緑体を見る
ことはできたが、 核を明確に観察することはできなかった。
観察された葉緑体は、細胞壁に沿って流れるように動いていた。 動いている葉緑体の1つに着目し
たところ、この葉緑体は接眼ミクロメーターの目盛り分の距離を 8.3秒で動いていた。 また、
静止している葉緑体の直径を測定したところ、。 接眼ミクロメーターの2.6目盛り分であった。
問1.文中の(X) に入る数字を次から選び記号で答えよ。
(ア) 4
(イ) 10
(ウ) 15
(エ) 20
(オ) 40
(カ) 60
問2 下線部 a で見えていた目盛りは、対物ミクロメーターと接眼ミクロメーターのどちらの目盛り
であるか答えよ。
問3.文中のYに入る文章として最も適当なものを、次から1つ選び番号で答えよ。
2① 対物ミクロメーターを対物レンズからはずし
26
0
② 対物ミクロメーターをステージからはずし
8.3:108.3/10
8.3x=(0 x
③ 対物ミクロメーターはそのままに
70
10:8.3=x=1
( ④ 対物ミクロメーターと接眼ミクロメーターを入れ替えて
D
問4. 下線部b について、この葉緑体の動く速度は何μm/秒か。答えは少数第2位を四捨五入して
少数第1位まで求めよ。
問5. 下線部cについて、 この葉緑体の直径は何μm か。 答えは少数第2位を四捨五入して少数第
位まで求めよ。
問6. 次の①~④の大きさは、下記に示したスケールのどれに該当するか。 ア~カから選び記号で
えよ。
① ゾウリムシ ② 大腸菌 ③ インフルエンザウイルス 4 ヒトの赤血球
100 μm
0.1μm
1000μm
(1mm)
ア
イ
10 μm
1μm
(1000 nm)
I
オ
0.01 μm
カ③
10mm 8.3
力
0.001μm
(1nm)