問4 イカの巨大ニューロンをリンガー液に浸し, 軸索の細胞膜の外側と内側の
ナトリウムイオン (Na+) 濃度,カリウムイオン (K+) 濃度を測定したところ,
Na+ 濃度は 8.2mg/mL と 0.9mg/mL であり, K + 濃度は0.6mg/mL と
10.4mg/mLであった。 この状態のとき,細胞外の溶液に KC1 を加え細胞外
の K+濃度を上昇させていくと, 膜電位はどうなるか。 最も適当なものを,
次の①~⑥のうちから一つ選べ。 ただし、浸透圧やCI の影響については
考えないものとする。 4
①低下し続ける。
②低下していき,ある負の値で一定になる。
③ 低下していき, 電位差がなくなって一定になる。
④ 上昇し続ける。
⑤上昇していき, ある正の値で一定になる。
⑥ 上昇していき, 電位差がなくなって一定になる。