54 1編 生物と遺伝子
思考判断計算
249. DNA 量とゲノム■核酸に関する次の文章を読み,下の各問いに答えよ。
核酸はミーシャーによって1から発見され,その後,核酸の一種である DNA
遺伝子の本体であることが明らかとなった。ァ核1個当たりの DNA 量は,ヒトの肝除の
場合、約6×10-12gであり,このことからヒトの精子は約
んでいると推察される。また, ヒトの肝臓の DNA に含まれる塩基を調べてみると,約30
がアデニンであり,このことからグアニン含量は, ヒトの肝臓のDNA では約3
ヒトの精子の DNA では約|
下のような操作を行った。
まず、ニワトリの肝臓をすりおろし, DNA と混在しているタンパク質を除きやすくす
るためにトリプシンを加えた。次に食塩水を加え,5分間煮沸した。 煮沸後の溶液をろ消
した後,5を加え,この操作を何度かくり返して,繊維状の沈殿を得た。
問1.上の文中の 1~5 に当てはまる最も適切な語句や数値を答えよ。
問2.ヒトのゲノム(染色体数23本)の総塩基対数は, 約30億である。 ゲノム全体で塩基組
成に違いがないとした場合, 1000塩基対分のDNAの重さ (g)はどれくらいになると計算
されるか。下線部アの記述を参考にして,最も適切な数値を答えよ。
問3.下線部イのニワトリの肝臓から得られた沈殿について,およその重さを調べたとこ
ろ,核1個当たりにしてヒトの肝臓の場合の半分に達しなかった。この結果から推察さ
れることとして最も適切な記述を,下のア~オから選べ。
ア.ニワトリの肝臓では, 半分以上の細胞が分裂中である。
イ、ニワトリの方がヒトより肝臓の細胞が多い。
ウ、ニワトリのゲノム中のアデニンとチミンを足した量は, グアニンとシトシンを足し
た量の半分以下である。
エ,ニワトリのゲノムサイズは,ヒトの半分以下である。
オ.ニワトリの遺伝子数は, ヒトの半分以下である。
2×10-12gの DNAを公
%。
4%であると推察される。 DNA を単離する目的で, Iy
ルラ
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