107.(垂直分布)次の文を読み, 下の問いに答えよ。
植生の相観は,降水量が比較的多い日本では, (A )によって強
く影響される。標標高が高くなるにつれ( A ) は ( B )するため,
標高によって植生が変化する。以下は, 夏休みに本州中部の高山に登っ
た際の植生についての観察記録である。
登山口のある標高900m 付近は, ススキ草原やアカマツ林, およぴミ」
ズナラなどの広葉樹林が多かった。ススキ草原にはまばらにアカマツの
若木が見られた。広葉樹林の林内にカタクリの群生地があるというので,
立ち寄ってみたが, 地上部はすでに枯れていた。そして, その上部には
落葉広葉樹の葉が茂り始めていた。
標高1500m付近から上は,オオシラビソやコメツガの森が続き,林
床にはコケ植物や草本類が生えていた。途中で大きな木が倒れていて
開けた場所があり、 そこにはオオシラビソの若木が群生していた。また,
少し登るとがけ崩れの跡があり,そこは周囲の植生と異なっており明る
く見通しが良かった。そこには, 比較的樹高の低いダケカンバの若木と
芽生えや,イタドリなどの草本が見られた。標高2500m付近より上には、
高山草原(お花畑)が広がっていた。
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