B 次の文章は,カズミさんとケンタさんの会話である。
カズミ : 昨日の授業では, ブロッコリーの花芽から DNA を抽出する実験を行ったね。
ケンタ:白いDNA を見ることができたね。 あの中にはRNA も含まれていたのかな。
カズミ (1) DNAとRNAはよく似た構造をしていて、 同じような挙動をするから, 少し混
ざっていたかもしれないって先生が言ってたよ。
ケンタ:ブロッコリーの花芽を使った理由は, 花芽では盛んに (1) 細胞分裂が起こっていて,
のゲノムの大きさを調べたら, 5.2×10° 塩基対だった。 体細胞の染色体は,同じ
大きさ、同じ形のものが2本ずつセットであって, 合計で18本だったよ。
体積の割に細胞数が多く,核以外の部分が少ないからだったよね。 ブロッコリー
カズミ:じゃあ、染色体1本当たりは、平均で約 I 塩基対ということだね。
ケンタ:分裂期の1個の細胞に含まれる DNAの総塩基対数は
オ
問4 下線部(i)について, DNA と RNA の構造に関する記述として誤っているものを,次の
①〜⑤のうちから一つ選べ。 4
① DNAの糖はデオキシリボースで, RNA の糖はリボースである。
② 二重らせん構造をとっている DNA では,アデニンとチミンの量はほぼ同じである。
(3 DNAもRNA も,リン酸,糖,塩基が結合したヌクレオチドを単位としている。
④ RNAを構成する塩基には、チミンはなく, ウラシルがある。
RNA はふつう 2本鎖の構造をとっており,グアニンとシトシンが対になっている。
オ
に入る数値の組合せとして最も適当なものを、次の①~
問5 会話文中の I
⑥ のうちから一つ選べ。 5
I
①5.8×107
(3) 5.8x107
⑤ 2.9×107
ということになるね。
オ
5.2×108
2.1×10⁹
1.0×10°
I
②5.8×107
④ 2.9×107
⑥ 2.9×107
オ
1.0×10⁹
5.2×108
2.1×10°