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4 右図は、北半球での大気の大循環を模式的に表したもので
ある。
(1) a~c は地表における風系を表す。 それぞれの名称を答えよ。
(2) A~C は高圧帯や低圧帯を表す。 それぞれの名称を答えよ。
(3) ジェット気流が吹いているのは, a~c のどの上空か。
30%
5°
60°
6 メキシコ湾流
6 次の文に最もよくあてはまる海流名を,下の①~⑥からそれぞれ選べ。
(1) 貿易風に吹き流されていると考えられる海流。
北極
A
・B・
(2) 日本の南岸を流れ低緯度から熱を輸送し沿岸の気候をやわらげている海流。
(3) 大西洋において, 赤道付近の熱を高緯度へ運んでいく海流 。
① 黒潮
② 南赤道海流
(3)
ペルー海流
⑤ 北太平洋海流
da
5 南北の熱輸送に関する次の文を読み、以下の問いに答えよ。
地球による太陽放射の吸収量と地球からの放射量(地球放射量)の緯度分布について考える。太陽
放射の吸収量は低緯度ほど多く,高緯度では少ない。一方,地球放射量は温度が高い低緯度で多く、
温度が低い高緯度では少ないが,緯度による差は太陽放射の吸収量ほど大きくない。したがって,
放射だけを考えると,低緯度でエネルギーが余り, 高緯度でエネルギーが不足することになる。こ
の過不足は、南北方向の熱輸送により解消されている。
(1) 南北方向の熱の輸送量について正しく述べたものを次の中から1つ選べ。
① 赤道付近で最も大きい。
2 極付近で最も大きい。
③ 中緯度付近で最も大きい。
④ 緯度によらず一定である。
(2) 低緯度での熱輸送について,次の文中の[ア]と[イ]に入る適切な語句を語群から選べ。
大気では [ア] によって, 海洋では [イ]によって, 熱輸送が行われている。
南極環流
水平方向の風の蛇行
[語群] ハドレー循環
環流
(3) 南北方向の熱輸送がなくなったと仮定すると, 大気および地球表面の温度と地球の熱収支はど
のように変化すると考えられるか。 最も適当なものを次の中から1つ選べ。
① 温度は変化せずに,各緯度で, 太陽放射吸収量と地球放射量とが一致するように変化する。
(2) 温度は低緯度で上がり高緯度で下がるが, 太陽放射吸収量と地球放射量は変化しない。
3
温度は低緯度で下がり高緯度で上がり, 各緯度で太陽放射吸収量と地球放射量とが一致す
るように変化する。
④ 温度は低緯度で上がり高緯度で下がり, 各緯度で太陽放射吸収量と地球放射量とが一致す
るように変化する。
2
6
④ 親潮
Je
3
10
7 海洋の深部を流れる海水は,大部分が,北極や南極付近から沈み込んで流れてきたものである。
これは,北極や南極付近の海水の密度が大きいからである。 なぜ海水の密度が大きいのか説明せよ。
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