59 環境と植物の形態 次の文を読み,下の問いに答えよ。
種類による生態や形の違いをもとに生物を類型化したものを,( a )という。植物の
(a )は,主に。根·茎·葉の形態によって特徴づけられている。植物は,茎の構造の違
いなどから,ヤブツバキやイチョウなどの(b)(樹木)と,タンポポやブタクサなどの
(c)に大きく分けられる。
(b)は地上植物の大半を占め,その植物体は毎年成長を続ける。一方,( c )には,
種子の発芽から成長,開花を経て,結実し1年で枯れてしまう(d )植物もある。また,
(c)において生存期間が2年以上のものは,( b )と同様に( e)植物に分類される。
これらも。(a)による分け方の例である。(a)を比較すると, 植物の生育環境やそこ
での生存戦略の特性を知ることができる。
(1) 上の文の(
)に適する語句を入れよ。
(2) 下線部のについて, ( b )の葉のように, 光合成を行う器官を何というか。
(3) 下線部2について, 冬季など厳しい状況を過ごす際の形態によっても, 植物を分類す
ることができる。越冬の様式と植物の種類の組み合わせについて, 次のア~エから正し
いものをすべて選び, 記号を書け。
ア.ロゼット以外の地上部は枯れ,地表付近に冬芽をもつ-タンポポ
イ.地上部はすべて枯れ,地中に冬芽をもつ-シロツメクサ
ウ、落葉した枝に冬芽をつける-ブナ
エ.緑葉の残る枝に冬芽をつける -コナラ
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