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②H2CO3 は 2
あるが、次式で
2段階目の電
どおこらない
HCO3 H
161. 電気伝導度による中和点の測定・
解答 (1) ② (イ) ①
(2) 2
N
解説 水酸化バリウム Ba(OH)2 と硫酸H2SO4 の中和は,次の化学反
応式で表される。
Ba (OH)2+H2SO4
BaSO ↓ +2H2O
このとき生じる硫酸バリウム BaSO は, 水に非常に溶けにくい。
(1) 水酸化バリウム水溶液に電圧を加え, 希硫酸を滴下しながら, 水溶
液中を流れる電流を測定するとき, その変化は次のようになる。
①滴定前: 希硫酸の滴下量 0
水溶液中には, Ba²+ と OH- が存在する。
②中和点前: 希硫酸の滴下量が0~25mL
BaSO4 ↓
希硫酸を加えていくと, 次の変化がおこり, Ba²+ と OH- が減少する。
Ba2++SO2-
→
H++ OH-
H2O
したがって, 中和点までは水溶液中のイオンが減少していくため、徐々
に電流が流れにくくなる。
③中和点: 希硫酸の滴下量が25mL
Ba²+ と SO42-, H+ と OH- が過不
足なく反応し、水溶液中のイオンが
ほぼなくなるため, 電流がほぼ流れ
なくなる。このとき,電流値は最小
の値をとる。
イオンの物質量
OHT
H+
中和点
H
[mol]
Ba2+
④中和点後: 希硫酸の滴下量が25mL
以降
SO
希硫酸の滴下量〔mL〕
電流値
H+ と SO- が水溶液中に増加して
いき, 再び電流が流れるようになる。
これらのことから,水溶液中の各イオ
ンの物質量の変化と, 電流値の変化を
グラフに表すと, 図のようになる。
離で生じたN(2) 水酸化バリウム水溶液の濃度を
中和点
第1章 物質の変化
ように反応 [mol/L] とすると, 中和の量的関係
希硫酸の滴下量 〔mL〕
る。
から,次式が成り立つ。
+H2O
2×0.10mol/Lx.
NH
25
1000
-L=2xc [mol/L] ×
50
-L
1000
1硫酸は2価の酸, 水酸
化バリウムは2価の塩基
である。
c=0.050mol/L
定で, NH 162. 中和滴定曲線・
求めるには、
がおこってい
指示薬にフェ
レインを用
解答 (1) NHa:5.0×10-2mol/L Ba (OH)2:5.0×10-2mol/L
(2)2.0×10-2
C →
(3)cdでは徐々に豆電球は暗くなり,点で点灯しなくなる。
→e
では徐々に豆電球は明るくなる。
(4) 中和点b: メチルオレンジ 理由: 中和点が酸性側なので, 変色域
反応がおこ
する。
水酸化ナトリ
が酸性側にある指示薬を用いなければならないから。 0
中和点d:どちらでもよい
域キ
変色