第1編第1章●公共的な空間をつくる私たち
社会に生きる私たち
① 私たちの今
(1) 幸福にかかわる二つの考え方
1
課題① → [12]
青年期とは, 人生のなか
で, どのような意味をも
つのだろうか。
メモ
日本の成人式も通過儀礼
の一つといえるが, 形式
化している。
課題② →345
青年期の心理には,どの
ような特徴があるのだろ
うか。
メモ
モラトリアム=猶予であ
り, しばらくの間やめる
ことを意味する。 経済分
野では, 金融機関からの
支払いや引き出しを一定
期間猶予することをさす。
① 個人が各々の幸福を追求ー
①社会生
も幸福になる
② 自分を犠牲にして①社会全体 の幸福を優先一自分も幸福に
→ 「対立」が生じた場合、 何らかを決定し ②
」に至る努力
な空間…... みずからの幸福を願い, 実現をめざして協働し
(2)3)
て生きている→自分とは何か、 社会とは何かを考える必要性
② 青年期を生きる私たち
(1) 青年期(思春期) ・・・・・・ ④
(人生の周期) のな
かで,子どもからおとなへと成長をとげる時期 時代や社会のあり方で変化
→かつては⑤
(イニシエーション)としての成年式を
済ませれば,一人前のおとなとして社会の構成員に組み入れられた
傾向 (30歳前後まで) →習得事項の複雑
などの権利を得る
現代の日本 : 青年期の⑥
化・多様化, しかし法律的には18歳で
→青年期は社会の要請に応えつつ、 自己をきたえる時期
(2)8
【教科書 p.6~9】
③ 自我のめざめ
(1)9
シングル・・・・・・ 就職後も親と同居,自立せず
現象・・・・・・身体的に性的成熟年齢が早くなる現象
=青年期の始期は低年齢化
(2)青年期における心の変化・・・・・・性のめざめ,⑩
のめざめ
→親から距離, 自分の確立, 教師などの既存の権威や制度に否定的
→自分自身の判断で行動したいとの
→一次的 ①
二次的①
: 食べる, 飲むなどの生理的
: 愛情・名誉などの社会的①
・・・・・・精神的な自立にともなう自己主張
(3)12
⇔第一反抗期・・・・・・幼児期
(4) 青年期の位置づけ•••••• 新しい自分をつくりあげる機会
13
・・・・・・ルソーが 『エミール』で表現
・・・・・・ドイツの心理学者レヴィンが命名
・・・・・・アメリカの心理学者エリクソンが命名
14
15
危機の時代・・・・・・ 自我にめざめ, 自分自身を見失う危険性
(5)青年と法律
16
・15歳
17
・25歳
・30歳
歳 : 犯罪を犯すと, 処罰の対象となる
義務教育終了, 就業可能
歳 : おとなとして扱われる。 結婚できる。選挙で投票できる
被選挙権 (衆議院議員, 知事以外)
被選挙権 (参議院議員,知事)