0文法的意味 活用形
を答えなさい。
1~41の助動詞について
今は昔、小野竺といふ人おはしけり。嵯域の帝の御時に、内裏に札を立てたり けるに、「無悪善」
きたり·けり。帝、貧に、「読め。」と仰せられたり付れば、「読みは読み候ひなむ。さ
れど、恐れにて候へば、え申し候はじ。」と奏しければ、「ただ申せ。」と、たびたび仰せられ一
(al
|ければ、「『さがなくてよからむ』と申して候ふぞ。されば、君を呪ひ参らせて候なり。」と申
しければ、「これは、おのれ放ちては、誰か書か
」と仰せ-られ一
れば、「さればこそ、申し候」
はじとは申して候ひつれ。」と申すに、帝、「さて、何も、書きたら
AN
ム Z
「ON
「ON
と年ャ-S れば、 「何
|ても、読み候ひな|む。」と申しければ、片仮名の「ね」文字を十二
書かせ給ひて、「読め。」と仰せられければ、「ねこの子のこねこ、ししの子のこじし。」と読一
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ければ、帝ほほ笑主せ給ひて、事なくてやみにけり
そいこ31