5
2
もろこし
ジの傍線部 「らむ」の文法的説明として最も適切なものを、それぞれあとから選び記号で
答えよ(選択肢を使って良いのはそれぞれ一回のみ)。
唐土に、ことごとしき名つきたる鳥の、選りてこれにのみゐるらむ、いみじう心ことな
り。(枕草子・三五)の
② 心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花 (古今集・巻五)
ほい
と
③ 大事を思ひ立たん人は、去り難く、心にかからむ事の本意を遂げずして、さながら捨つ
べきなり。(徒然草・五九)エ
ほととぎす
やどりせ花橘も枯れなくになど時鳥こゑたえぬらむ(古今集・巻三
かんなびがは
はづなく神奈備川に影見えて今か咲くらむ山吹の花 (万葉集巻八)
現在推量の助動詞「らむ」の連体形
イ 現在の原因推量の助動詞「らむ」の連体形
ウ伝聞の助動詞「らむ」の連体形
エラ行四段動詞の未然形活用語尾と婉曲の助動詞「む」の連体形
オラ行四段動詞の未然形活用語尾と意志の助動詞「む」の連体形