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他の方が仰る通り表が見切れていますが、
「接続」だと断言できます。
「終止形接続」の助動詞は、
①推量「らむ(らん)」
②推量「らし」
③推量「めり」
④推量「べし」
⑤打消推量「まじ」
⑥伝聞・推定「なり」
の6種類があります。
つまり、この助動詞の上は、必ず終止形になるものが来ます。例えばですが、
「花奉るめり。」の「めり」の上に「奉る」がありますが、
この「奉る」は必ず終止形だと言えます。
このように終止形の語に接続をするから、「終止形接続」と言われます。もうひとつ例を出すと、
「秋にはをさをさ劣るまじけれ。」の「まじけれ」の上には、「劣る」とありますが、この「劣る」も終止形です。
ここからが本題ですが、「ラ変連体」というのは、ラ変型の活用語には連体形接続になる、という意味になります。例を出しましょう。
「いつ見きとてか恋しかるらむ」の「らむ」の前の語に注目してください。「らむ」は終止形接続だから、「恋しかる」は終止形!!!、、、、ではありません。
このような場合には、「連体形接続」になるのです。
なぜかというと、「恋しかる」のようなラ変型で活用するような語の場合には、終止形接続ではなく連体形で接続するという決まりがあるのです。
ラ変型で活用する語は、「形容詞(カリ活用)」「形容動詞」「ラ変動詞」「ラ変型に活用する助動詞」です。
今回の例だと、「恋し」という形容詞の連体形「恋しかる」です。
難しく考えるとややこしいので、簡単に説明してみます。上で紹介した6つの終止形接続の助動詞は、
「ウの音大好き助動詞」と言い換えることができます。
自分の上には「ウ」の音で終わる言葉が来ないと満足出来ない子なのです。
「恋しかる(ru) ♡ らむ」
「奉る(ru) ♡ めり」
「吹きぬ(nu) ♡ べし」
このように、終止形接続の助動詞の前には、ウの段の音で終わる語が必ず来るのです。終止形接続の助動詞は、ウの音じゃないと結婚出来ないと覚えておきましょう。
ラ変型に活用する語は、
「ら・り・り・る・れ・れ」と、終止形が「イ(i)」の音で終わります。なので、ラ変型のみ連体形に接続して、ウの音と繋げようとしているというわけです。
自分の日本語がぶっ壊れているので、分かりやすい解説になっているかは分かりませんが、必要であれば補足しますよ。
遅くなってしまいました。すいません🙇♀️らし、べし、まじ、らむ、なり、めりは終止形に普通は接続するけど、ラ変で活用する語であればその後は終止形でなく連体形だよということですね!また、らし、べし、まじ、らむ、なり、めりの上は必ず母音ウの語というのも理解出来ました!!1人じゃとても理解出来たものじゃなかったので助かりました!😭😭ありがとうございました🙇🏻♀️✨