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4 下記の取引の仕訳を示しなさい。 ただし、勘定科目は、次のなかからもっとも適当なものを使用
すること。
金
現
金当 座預金
売買目的有価証券
受
売掛
取手形
未 収 金 鉱 業
買掛
権
金 未 払
金 保証債務
資本準備金 その他資本剰余金 利益準備金
自己 株式 売
上 有価証券利息
保証債務取崩益 保険差益 仕
入
鉱業権償却 保証債務費用 有価証券売却損
株式交付費 火災 損失 為替差損益
支 払手
資 本
金
繰越利益剰余金
有価証券売却益
減価償却費
創 立 費
決 算
未
a. 奈良商店に対する買掛金930,000の支払いのため、かねて商品代金として受け取ってい
た京都商店振り出しの約束手形 580,000を裏書譲渡し、残額は小切手を振り出して支払っ
た。なお、保証債務の時価は手形額面金額の1%とする。
b. 売買目的で保有している大阪商事株式会社の社債 額面 5,000,000のうち¥3,000,000
を額面100につき
50,000とともに小切手で受け取
った。ただし、この額面5,000,000の社債は、当期に額面100につき¥97.30で買い
入れたものであり,同時に買入手数料 28,000 および端数利息25,000を支払っている。
代金は端数利息
98.60で売却し、
c. かねて,営業用に使用していた倉庫が取得後16年目の初頭に火災により焼失し、 保険会社
に保険金の支払いを請求していたが、 本日、査定の結果、保険金 2,700,000を支払うとの
連絡があった。 なお,この倉庫の取得原価は5,000,000 残存価額は取得原価の10%
耐用年数は30年で, 定額法により15年間償却し, 間接法で記帳してきた。 また、焼失時の
倉庫の帳簿価額は未決算勘定で処理している。
d. 三重商事株式会社は, 事業規模拡張のため, 株式 2,000株を1株につき¥48,000で発行し,
全額の引き受け払い込みを受け, 払込金は当座預金とした。 ただし, 資本金とする額は会社
法が規定する原則を適用する。 なお、この株式発行のために直接支出した諸費用 680,000
は小切手を振り出して支払った。
e.滋賀商事株式会社は、保有する自己株式 (/株の帳簿価額¥38,000) 200株を消却した。
f. 決算にあたり、 取得原価100,000,000の鉱区に対する鉱業権を生産高比例法を用いて
償却した。 ただし、この鉱区の推定埋蔵量は500万トン, 当期の採掘量は26万トンであり、
鉱業権の残存価額は零 (0) である。
g. 外国企業のM社に対する買掛金3,000ドルの決済にあたり、 小切手を振り出して支払った。
なお、商品の輸入時の為替相場は/ドルあたり118で,決済時の為替相場は/ドルあたり
1/4であった。