次の文章を読み, 後の問い ((1)~(3)) に答えよ。 ただし, 空気の抵抗は無視できるものと
する。
平らな板と物体の間にはたらく摩擦力について考える。
(1) 図1に示すように, 板の上に物体を置き, 板をゆっくりと傾けていった。 板と水平
面のなす角度 0 が0をこえたとき, 物体は板の上をすべり始めた。 物体と板の間の静
止摩擦係数を表す式として正しいものを,後の①~⑥のうちから1つ選べ。
1 sinc
④in+cosoc
図1
cosc
⑤ sincosoc
平らな板
anc
⑥ cososin Oc
(2) 次の文章は,図1で, 0を0から徐々に大きくしていったときに, 物体にはたらく摩
擦力の大きさが変化するようすを述べたものである。 文章中の空欄 2
3 に
入れる語句として最も適当なものを,後の①~⑦ のうちから1つ選べ。ただし,同
じものをくり返し選んでもよい。
100c より小さい間は物体は静止しており,静止摩擦力の大きさは 2 0が
0より大きくなると, 物体は板の上をすべり下りるようになる。 物体がすべり下りて
いるときの動摩擦力の大きさは 3
① 0 に比例する
sin 0 に比例する
cosO に比例する
④
tan 0 に比例する
1
⑤ (sino-cos0 ) に比例する
⑥
に比例する
tan0
⑦ 0によらず一定である