6 [2018 岡山理科大]
水平面とのなす角が30° の斜面上で静止してい
る質量 2.0kgの物体に, 原点Oから点Aまで,
斜面に平行に 39.2 Nの力を加え続け, 物体を加速
させた物体は点Aから速さ 19.6m/sで斜面上
を上向きにすべり始め, 最高点Pに達した後,斜
面を下向きにすべって点Bを通過した。 OA 間は
あらい斜面, AP間は摩擦が無視できるなめらか
な斜面で,重力加速度の大きさを9.8m/s2として,次の問いに答えよ。ただし,答えは
小数点以下第1位まで求めることとする。
13 113
(1) 物体にはたらく垂直抗力, および OA間における動摩擦力の大きさを求めよ。 ただ
1
し, OA間の動摩擦係数は とする。なお,√3=1.73 とせよ。
√√3
(2) OA間における物体の加速度の大きさと向き, および加速に要した時間を求めよ。
(3) AP間における物体の加速度の大きさと向き, および点Aから点Pに達するまで
に要した時間を求めよ。
(4) 点Pに達した後, 物体は斜面をすべり落ちて,点Aからの距離が29.4mの点Bを
下向きに通過した。 物体が点Aから点Pを経由して点Bに達するまでに要した時間
を求めよ。
-3-
30°O
A
B
P