55.3 力のつりあい
解答 (1) 1:9.8N,
2:9.8N
(2) 1:14N, 2:9.8N
指針 物体は重力と, 糸 1,2からそれぞれ張力を
受けて静止しており,それらの力はつりあっている。
これらの力を水平方向と鉛直方向に分解し、各方向で
力のつりあいの式を立てる。
解説 (1) 物体が受ける重
力は, 公式 「W=mg」 から,
W=1.0×9.8=9.8N
である。 糸 1,2の張力の大
きさをそれぞれ T, T2 とす
ると, 物体が受ける力の水平
9.8N
方向と鉛直方向の成分は図のようになる。 直角三角
形の辺の長さの比を利用して,それぞれの分力の大
きさを求めると,
T1: Tix=2:√3
2Tx=√3T1
√3
T1x= -T₁
2
T1: Tiy=2:1
T₁
2Ty=T1
T₁=T₂
Tix √3
√3T₂ T2 = T₂
T2
T2y=
2
2
TIN
Tix=T2x
この関係と式②から,
T₁ T₁
-+
2
2
したがって, T1=T2=9.8N
Tix
30°M
Try Try
Ty Tzy
60°60°
60°60°
130°
-9.8=0 T=9.8N
T₁y = -1/2 12
T
T2x=
それぞれの方向の力のつりあいの式を立てると,
水平: Tix-T2x=0
…..①
鉛直: Tiy + T2y-9.8=0
式①から,
Tex
T2
③ T2x
T2
i①
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