2
水平でなめらかな床の上
に,質量がそれぞれm,
mz, m」の直方体A,B,Cが図の
ように面を接して置かれている。い
ま直方体Aの左側の面を大きさFの
力で水平方向に押しつづけたとこ
ろ,A,B,Cは一体となって右方
向に動いた。 AとBが互いに及ほし
きさをN, A,B,Cの加速度の大きさをαとして,直方体A,B,C
あう垂直抗力の大きさをN, BとCが互いに及ぼしあう垂直抗力の入
それぞれの運動方程式を立てよ。 また, 加速度の大きさαをF,
m2 m3を用いて表せ。
橋元流で
解く!
A
B,Cは鉛直方向には動きません)。
まず直方体Aに着目します。 直方
体Aに働く水平方向の力は, 「橋元
流 《タッチ》 の定理」によって, 左
の面に《タッチ》している棒からのカ
Fと右の面に 《タッチ》しているBか
らの垂直抗力だけです。 この垂直抗力
の向きはいうまでもなく左向きで、そ
の大きさはNです。
END
水平右方向を正方向として,Aの運
動方程式を書けば、
F
ma = F-N..... ① 答え
次に直方体Bに着目します。Bに
<タッチ》しているのは左側から A,
m₁
B
m2
方向に働く重力と水平面からの垂直抗力は省略し, 図に描きま
準備 直方体A,B,Cは水平方向にだけ動くので、銀
せん(この2つの鉛直方向の力はつりあっていて、その結果, A
Aに着目!
m₁
121-14
N
ms
C... a
m2
Bに着目!
Dou
図