[2] 花子さん, 太郎さん、 先生が授業についての会話をしている。
C
先生: 前回の授業で学習した集合と論理について振り返りましょう。 実数 x に関する条
件p,gがあり,条件 p, g を満たす実数xの集合をそれぞれP,Qとします。命
題 「bg」が真であることを集合P, Qの包含関係で表すとどうでしたか。
花子 : 集合の包含関係で表すと
です。
先生:正解です。 では、命題「p
(2)
が偽であるときには反例がありますね。 その
g」
反例が属するのはどのような集合ですか。
太郎: (イ) です。
先生 : 正解です。 今日は不等式と命題の問題を考えてみましょう。 2つの条件
TH
p:|x|<2,g:|x+al
について考えます。 ただし, α は定数です。 命題 「pq」 が真であるようなα
の値の範囲はわかりますか。
太郎:命題「pq」が真であるから,包含関係は
..
TIN L&X
範囲は
です。
10 先生:よくできました。 では最後に,命題「p
であり、求めるαの値の
・
q 」 が偽であり, x=1 がその反例
の1つであるようなαの値の範囲はわかりますか。
花子: 求めるαの値の範囲は
です。
先生 : 正解です。 これからもしっかり復習しましょう。
(1)
(イ) に当てはまるものを、次の1~7のうちから一つずつ選び番号で答
えよ。ただし, 同じものを繰り返し選んでもよい。 また, P, Q は実数全体を全体集合
とする集合P, Qの補集合を表す。
1 PCQ 2 PDQ 3 PCQ 4 PɔQ
5 PnQ
6 PnQ 7 PnQ
に当てはまる式を, 求める過程とともに解答欄へ記述せよ。
(配点 10)