309. 平衡の量的関係
解答 (1) 9.0 (2) 0.50 mol
解説
(1) 反応した酢酸CH3COOH は 1.00 mol-0.25mol=0.75
mol なので, エタノール C2H5OH も0.75mol反応し、酢酸エチル
CH3COOC2H5 と水が0.75mol ずつ生成する。
CH3COOH + C2H5OH
はじめ
1.00
1.00
変化量
-0.75
-0.75
+0.75
平衡時 0.25
0.75
0.75
0.25
溶液の全体積を V[L]とすると,平衡定数Kは次のようになる。
0.75 mol
V(L)
0.25 mol
V(L)
K=
[CH3COOC2H5] [H2O]
[CH3COOH] [C2H5OH]
=
CH3COOC2H5 + H2O
0.75 mol
V(L)
20.25 mol
V(L)
X
[mol]
+0.75 〔mol]
(mol),
=9.0
It Helm T
●この反応はエステル化
とよばれる。
② 水溶液中の反応では
いため, [H2O] を一定と
みなすことはできない。
したがって, [H20] を省
略してはならない。