TRY 問題
294 花子さんは数学の授業で、 方べきの定理を学習した。 家に帰って
復習していると,ふと 「方べき」とは何なのか疑問に思った。 そ
こで、花子さんは参考書で調べて,次のようにノートにまとめた。
花子さんのノート
右の図において,点Pの円0に関
する方べきとは 「PAPB の値」の
ことをいう。 つまり, 方べきの定理とは,
定点Pを通る直線が円0と2点
A,Bで交わるとき, PA・PB の
値 (方べき) は常に一定である
ということを述べている。
次に、円の半径をrとして, 方べきKをPO とrを用いて
表してみる。
面内
[1] P が円の内部にあるとき
右の図のように、直線PO と円と
の交点を C D とする。
方べきの定理から PA・PB=
るって売 A.
よって, K=
[2] P が円の外部にあるとき
右の図のように,直線PO と円と
の交点を C D とする。
方べきの定理から PA・PB=
となる。
よって, K=
となる。
[1], [2] から,方べきは絶対値記号を用いると,
オ
とまとめられる。
C
PO
OO
B/
①
3 (r-PO) (r+PO)
20
に当てはまるもの,次の ⑩ ~ ③ のうちから
一つずつ選べ。 ただし, 同じものを選んでもよい。
O (PO-r) (PO+r)
@ (PO-r) (r—PO)
[1] のとき PO<r, [2] のときPO>であり, 方べきは正である
D
r.Poocter