(4) 散布図より,切片が40の直線と切片が60 の直線の間にある点は 1個
切片が 20 の直線と切片が40の直線の間にある点は 5個
切片が-40 の直線と切片が-20の直線の間にある点は 1個
これは,1975年から2015年にかけての人口の増減数について,
1
40~60(万人) の階級の度数が
20~40 (万人) の階級の度数が 5
-40~-20 (万人) の階級の度数が 1
であることを表している。
これを満たすヒストグラムは ⑩
Point
箱ひげ図からわかること
ス
箱ひげ図は,データの最小値,第1四分位数, 中央値、第3四分位数,最大値を1つの図でわかりやす
ものである。逆にいえば,それ以外の情報は箱ひげ図からは読み取ることができない。
本間のように2つ以上の箱ひげ図を並べると 分布の違いをひと目で判断できるという利点はあるが
都道府県の人口の変化は, 箱ひげ図からはほとんどわからないのである。
そのため,スの②が正しいかどうかは, 箱ひげ図からは判断できない。
一方,散布図は2つの時点におけるそれぞれの都道府県の人口を点で表すことができているので,
は正しいと判断できる。